軽い微調整のやり方について
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いつもお世話になっております。
CCCです。今回、開いた口を作っているのですが、上唇が送付画像のような形になっています。
半円に近い形に上唇をしたいです。
moveブラシ系やclay系damstandard、pinchなどを使用し盛り上げてみました。
送付画像のようになりました。
赤で描いたように凹みが取れませんでした。
サブディビジョンレベルを下げると、送付画像のようなポリゴンの流れになっていました。
これは手動リトポをして修正する必要があるのでしょうか?
現在の状況は
・頭部は既に胴体とくっついており全体的に彫りは終わっている状態です。
・サブディビジョンレベル6までディバイドしています。アドバイスをいただけますと幸いです。
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やり方としてはいろいろあると思いますが、下の層のトポロジーをリトポロジーなどで整えていただくのが最終的には手っ取り早いと思います。
どういうことが発生しているかというと、赤のポリゴンのループと、青のポリゴンのループが交差している状態となっています。流れが変わるとサブディビジョンをした際にお互いがわかりやすくいえば"引っ張りあう"ので、そのような状態となります。
Zリメッシャーを利用する前提で、ポリグループを口の部分に割り当てて、ポリグループ保持を利用して整えたのち、投影を行い直してあげることでトポロジーが綺麗になります。
以下のようになるのが理想的です。
もう一つの方法は、サブツールを一度複製し、複製したほうを整えて、その結果のみを元のモデルのほうに投影してあげる。という方法です。
サブツールを複製し、PinchとMoveブラシなどで口周りを整えます。
Pinchは弱めの設定で何度かストロークすることがポイントとなります。
https://gyazo.com/38d56444c2ce3384cd5df3cb59e54c8cその後、元のサブツールと重ねてすべて投影を利用することで、トポロジーは変えずにスカルプトの形状のみを反映できます。根本的な解決にはなりませんが、他のトポロジーが意図した形で変わってしまうというようなことは避けられます。
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返信ありがとうございます。
今回の事でトポロジーの流れの重要性を学ぶ事が出来ました。
画像と動画を用意していただき、とても分かりやすかったです。本当にありがとうございます。教えていただいた2つ目の方法の投影で何とか調整する事が出来ました。
今後はダイナメッシュで形を作っている段階でトポロジーの流れを意識して作っていこうと思います。