「角度ごとにクリースをつける」の意味
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3DCGがまったくの独学の上に、
いわゆるハードサーフェースが大の苦手(いや、それ以前の問題か)で、
初歩的な質問で恐縮です。[JA] [日本語] ZBrush 2018 - 3Dプリント用キャラクターの作り方 - Sakaki Kaoru -(2018/12/22 配信)
上記のライブ、大変参考になったのですが、榊先生が、
円盤状の台座を作成される際に、上記のように仰られています(1:32:40ごろ)。
「クリース」というのは、エッジの維持ということだと思いますが、
「角度ごとにつける」とは、どういう意味で、またどういう操作なのでしょうか?
ちなみにぼくは、円柱に適当にデヴァイドをかけた後で、下面をクリップカーヴでつぶす、
という手順で同様の結果(たぶん?)を得ていたのですが、
無知ゆえの問題点があれば、ご指摘頂けると助かります。 -
@紅天蛾
クリースというのはCreaseという機能で、エッジにクリースを付けることを差します。
このクリースを付ける際に、メッシュの法線角度の差から、角度を指定して、その閾値を越したものはクリースが適用されるという操作を行うことができます。Tool> Geometry > Crease ボタンの下のCTolerance のスライダーを変更することでその角度が基準となります。
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@kizakiaoi さま。
ご回答、ありがとうございます。
crseaseというのは「折り目」くらいの意味だと思いますが、
そうすると折り目の存在しないメッシュというのが存在するんでしょうか?
メッシュのエッジって、すべて「折り目」のような気がしますが・・・
造形には直接関係ないのかも知れませんが、頭が痛くなってきました。
実際にcylimder3Dを読み込んで、「角度ごとにクリース」をつけて分割した場合、
上面および下面と側面のエッジ(単純に立体物の面の接合部、という意味で)が、
操作の度合いに応じて、維持されるということではないのでしょうか? -
crseaseというのは「折り目」くらいの意味だと思いますが、
そうすると折り目の存在しないメッシュというのが存在するんでしょうか?
メッシュのエッジって、すべて「折り目」のような気がしますが・・・
造形には直接関係ないのかも知れませんが、頭が痛くなってきました。Creaseというのは別にZBrushの独自概念ではなく、サブディビジョンを行う際に丸みをウェイトによって抑えるという内容です。Creaseの名称が他ソフトでは”折り目”と訳されることが多いだけです。くの字に曲がったエッジのことを差して「折り目」という解釈を行っていることではないです。
実際に使ってみるとわかりますが、円柱の端につけることによってその部分は丸まりを抑えるように指示することができます。Creaseが適用されているエッジは点線表示となり、他のエッジと区別することができます。
ただCreaseも万能ではなく、細かくそれぞれのエッジの丸みを調整する場合には端に手動でエッジを追加します。(このエッジのことをコントロールエッジと一般的に言います。) -
@kizakiaoi さま。
動画解説、ありがとうございました。お手数をお掛けし、恐縮です。
元来が文系の小生には、数理的理解は無理と諦めました。
Zbrushには他にも「何でそうなるの?」ってところがゴマンとあって、
ほとんど挫折しそうですが、とりあえず2019の動作が少々オカシイので、
また質問させて頂くかと思います。よろしくお願いします。
2018で作成したtoolを扱えないなんてことは、まさかないとは思いますが、
何だか明らかにヘンなので。 -
@紅天蛾
おっしゃるように、明らかにヘンで、”動作がおかしい”場合には詳細な内容をサポートへお送りください。
万が一不具合である場合には開発側に伝え、開発サイドが把握し、しっかりと見直されることが皆のためになると思います。Creaseは一度いろいろなプリミティブで試してみるとわかりやすいと思いますよ。
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@kizakiaoi さま。
ノイズを加えたサブツールのみの挙動がおかしかった
(ヴューの回転時、そのサブツールのみ他のサブツールに追随しない)のですが、
ノイズをオフにすると正常に戻りました。メモリが足りないのかも知れません(16GB)。
頻出するようなら、サポートに問い合わせてみます。
あと、アルファをスタートアップに入れても、
起動時にいちいちロードしなくてはならないのは、仕様なのでしょうか?
2019は、2018に比べ、全体的に動作が軽くなっているように思えます。
使うか(使えるか?)どうか分からない新機能の追加より、
はるかに重要な改善ですね。 -
ノイズを加えたサブツールのみの挙動がおかしかった
(ヴューの回転時、そのサブツールのみ他のサブツールに追随しない)のですが、
ノイズをオフにすると正常に戻りました。メモリが足りないのかも知れません(16GB)。実際にデータをサポートに送り再現可能か検証してもらうのが手早いと思います。
あと、アルファをスタートアップに入れても、
起動時にいちいちロードしなくてはならないのは、仕様なのでしょうか?Pixologic\ZBrush 2019\ZStartup\Alphasに入れている場合には問題なく読み込まれるはずです。
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@kizakiaoi さま。
ノイズを加えたサブツールにextractを行い、分割された新たなサブツールを
ギズモで移動させようとした場合も、似たような現象が起きます。
ただ、何れも、一度zbrushを再起動させると、正常な動作になります。アルファをZスタートアップのアルファのフォルダに入れても、起動時に読み込まれないのは、
2018でも同様でした。ぼくのPCがおかしいのかな。あるいはアルファのファイルに問題のあるものがあるのか・・・
ブラシやマテリアルはきちんと読み込まれるのですが。
UIをストアしても、きちんと再現されないとか、細かな問題点はいろいろあります。 -
@紅天蛾
UIや、ノイズに関しては検証可能な手順とデータを用意して、サポートに相談してください。アルファのスタートアップフォルダの中に、アルファを中に入れた『フォルダ』を入れても読み込みにいってはくれないので、PSDまたはPNGなどのファイル形式を直置きして入れておく必要があります。フォルダに改変を加えた後には再起動が必要となります。(GIFだと省略してます)
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@kizakiaoi さま。
予め、スクリーンショットを添付すべきでしたね。すみません。
御覧の通り、以前から、たぶんkisakiさんの仰っている通りにしていると思います。 -
起動時で「読み込めていない」という状態のアルファパレットを開いた状態の画面全体の画像も投稿していただけますか?
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@kizakiaoi さま。
お手数をおかけします。以下の通りです。 -
@紅天蛾
一部アルファが読み込めているため、一部のみ正常にアルファ画像が読み込めていないのだと思います。
画像の形式に間違いがないかご確認ください。For best results, image files should be flattened 16 bit grayscale, saved without compression. In Photoshop, if saving PSD format, makes sure that Disable Compression of PSD and PSB Files is checked under Edit>Preferences>File Handling. If saving as TIFF, make sure NONE is selected for Image Compression in the TIFF Options dialog that appears prior to saving the file.
http://docs.pixologic.com/reference-guide/alpha/
最適なデータ形式は512 x 512 px ,グレースケールで16bitでレイヤー構造がない状態です。
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@kizakiaoi さま。
アドバイス、ありがとうございました。
読み込めないファイルに関しては、
photoshopで開いて、一つずつ確認してみます。